株式会社AT&N(所在地:東京都渋谷区、代表取締役:竹内信明)は、2026年10月5日より、企業のAI成熟度とガバナンスを可視化し、継続的な改善を支援するサービス「AI Trust Score」の提供を開始します。本サービスは、AIの安全な利用、業務・事業での活用、人と組織の変革という3つのレイヤーで評価を行い、統合指標である「AI Transformation Index(ATI)」を表示します。
18問・約5分の無料簡易診断に加え、組織ごとのアンケート配信、改善提案、施策管理、そして再診断による変化の確認を月額15,000円(税別)から提供します。AI成熟度の可視化にとどまらず、組織別の課題把握から改善施策の実行管理、効果測定までを一つのプラットフォームで運用することが可能です。

開発の背景
企業においてAIツールの導入が進む中、経営判断に求められるのは「利用の広がり」「業務への貢献度」「リスク管理の状態」を正確に把握することです。部門ごとに活用状況や学習機会にばらつきがあると、全社共通の指標がないまま投資判断や研修の実施、利用ルールの整備を進めざるを得なくなります。「AI Trust Score」は、「見えにくい事実を捉え、よりよい判断と変化につなげる」「現場の状態を経営の判断につなぐ」「人と組織のらしさを活かす」という考え方のもと開発されました。
本サービスは、社員へのアンケートを通じて現場のリアルな状態を捉え、経営層と各組織が課題を共有するためのプラットフォームです。診断結果を改善の優先順位と具体的な施策に結び付け、再診断で変化を確かめる「継続的な運用」を支援します。
サービスの特徴
■ AI活用を捉える3つのレイヤー
・ AI Trust: ガバナンス体制、セキュリティ、監査証跡、法令順守など、AI利用のリスク統制
・ AI Growth: 業務改善、ROI・KPI、意思決定、新規事業など、AI活用と成果につながる取り組み
・ Human Transformation: 現場で使いこなす力、リスキリング、組織文化、心理的安全性など、
「ATI」は、企業のAI変革度を捉えるサービス内の統合指標です。回答に基づくスコアは、課題の共有や改善状況の定点観測に活用できます(※本スコアは、実際の利益額や情報漏えいの発生確率を直接測定するものではありません)。
組織ごとの違いを把握し改善に結び付ける
本診断では、標準設問の選択と独自質問の追加により診断プロジェクトを設計し、対象組織へメールで配信します。社員はスマートフォンからも手軽に回答が可能です。ダッシュボードで全社と組織別の結果を比較することで、AI活用が進んでいる組織と支援が必要な組織の違いを一目で把握できます。
さらに、経営層には全社的な優先課題を、組織責任者には現場の課題設問とAIによる改善案を提示します。提示された改善案を施策として登録し、担当者・期限・進捗を管理する機能も備えており、人が現場の事情を踏まえて施策を選び、実際の行動につなげる運用を想定しています。
再診断で変化を追う
確定処理した診断プロジェクトの結果は時系列で比較でき、ATIおよび各レイヤーの変化を確認できます。利用ルールの整備や研修、事例共有といった施策を継続しながら、次に着手すべき課題をデータに基づいて検討することが可能です。
少人数の組織への配慮
回答者が所定数未満の組織についてはスコアを非表示とし、人数のみを表示するよう配慮しています。アンケートの匿名・記名方式はプロジェクトごとに設定可能であり、診断結果が企業名とともに公開されることは一切ありません。
想定する利用場面
本サービスは、全社のAI活用状況を分析し、必要な改善アクションを各組織に提案します。経営層にとっては投資や支援の優先順位付けに、現場にとっては課題を共有し改善するための手がかりとして活用いただけます。
具体的には、以下のような幅広い場面での活用を想定しています。
・ ガバナンスとリスク管理の点検: 情報システムや法務部門の視点から、内部統制の強化に活用できます。
・ 組織力とマネジメントの強化: ROI向上に向けた業務改善や、従業員の変革意識を可視化することで、組織体質の強化や現場支援の検討に役立てます。
・ 人材育成: 人事部門による適切な学習機会の提供をサポートします。
例えば、定期的に診断を実施して回答の変化を確認することで、組織ごとのAI活用に応じた「業務の効率化」と「人と組織の業務水準向上」を両立させる運用が可能です。
